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メイキング

パスティチーノ バッグ トレジャーズ オブ ジャパン

2024年秋冬、ウィークエンド マックスマーラのアイコンであるパスティチーノバッグ世界を旅する「パスティチーノ ワールドツアー」は、ヴェネツィア、パリに続く第3の寄港地として日本を訪れ、何世紀にもわたって受け継がれてきた日本の織物や着物などの豊かな伝統を讃えたカプセルコレクションが誕生しました。
この素晴らしいバッグを支える職人技をご覧ください。

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パスティチーノを象徴するボールクラスプ(留め具)

プレシャスなタッチを加えるシグネチャーのボールクラスプは、1927年の創業以来4世代に渡って帯締めや羽織紐を手作りしているアンドウ株式会社のパートナーである中森組紐店の職人によるハンドメイドです。
中森組紐店の二代目は、卓越した伝統工芸への貢献により2001年には日本政府から褒章を授与されました。このクラスプは、京都近郊にある工房で細部に至るまで丁寧に作られ、コントラストカラーのプレシャスな糸でボール部分がくるまれ、グラフィカルなシンメトリー効果をもたらしています。

それぞれのバッグは、1843年に京都で創業した歴史あるファブリックメーカー、川島織物セルコンの豊富なアーカイブから選ばれた豪華なシルクジャカードを使用して作られています。 川島織物セルコンは、熟達した職人たちが伝統的な技法と先進的なテクノロジーを融合させ精緻な技巧を凝らすことで知られ、最高級の帯や装束、ラグジュアリーなインテリアファブリックを生み出しています。
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今回発表されるコレクションは、6つのバリエーションと2つのサイズで展開されます。繊細な淡い色、いぶし金、さび色、そして淡褐色で彩られた独特な模様が、このラグジュアリーなファブリックの特徴です。それぞれのデザイン背景には、深いストーリーが込められています。淡いピンクの花模様は豊かな収穫や生命を象徴し、花と鳥を組み合わせたデザインは目を惹く唐草模様に。四季を通じた草花の文様は荘厳なインスピレーションを持って再解釈され、芍薬、薔薇、金鳳花の花束模様ではその繊細さと華やかさを絶妙なバランスで組み合わせています。また、ライニングに表現された絵画のようなデザインは着物の内側に秘められた美しさを想起させます。